
ホームページやブログを使ってビジネスをする場合、メールなどでお支払いの案内をする事が多いと思います。
このページでは、支払い案内をする時に気をつけておいたほうがいい事項を紹介します。
時々、口座名をフルネームで漢字で表記されている方がいらっしゃいます。
しかし、ATMなどでは漢字入力はできません。
たとえば口座名がこの人の場合、あなたはどう読みますか?
山崎真紀
ヤマザキ?ヤマサキ?
マキ?マサノリ?
読み方が複数あってもなくても、最初からカタカナ表記で案内しておけば問題ありませんが、漢字だと相手が何て読めばいいのか迷ってしまい、問い合わせをさせてしまうという余分な手間をかけさせてしまいます。
それだけならいいですが、勝手に間違えた読み方で振込みされて入金確認ができず、先方も振り込みなおしで二重三重に手数料がかかってしまうことも。
ご自身で珍しい苗字や名前の人は、上記のような案内をする人は少ないですが、こういうちょっとした気遣いの”意識の差”が、ビジネスで上手くいくかいかないかの大きく差を生んでいるような気がします。
ゆうちょ銀行に送金してもらうときの注意点
ゆうちょ銀行の人は、郵便局の口座の番号記号の表記は、銀行とは表記方法、口座番号の桁数が違います。
なので、それだけ表記してもネットバンキングから振込みする人などは、口座番号を入力するときに困ってしまいます。
厳密にいうと、銀行側でも「ここを見ると銀行から振り込む場合の口座番号がわかりますよ」という”ゆうちょ銀行の外部リンク”を貼ってくれてるところもあるので、問題は無いのですが、お客様にその手間をかけさせたり、メールで問い合わせをしたりと、本来しなくても良い手間が増えてしまいます。
ゆうちょ銀行の人は、ゆうちょの番号と銀行から振り込める店番号と口座番号を載せておきましょう。
ゆうちょの番号と銀行から振り込める店番号と口座番号は、ここで調べられます。
振り込み手数料はどちらが負担か明確に
これも時々忘れている人が居ます。
えっ振り込む側が負担するのが常識でしょ?っていう人も居ますが、相手が法人さんだった場合、その会社は手数料は支払われる側が負担するっていう常識の会社もあります。
僕自身会社勤めのときは、協力会社さんへの支払いは手数料を引いて振り込んでいましたので、それぞれ「常識」は違うんです。
自分の常識にとらわれず大切なことはちゃんと表記しておきましょう。
送金期限を明確に
これも書いていない人が時々います。
支払う意思があっても「うっかり」って言うこともありますので、期限を明記して期限を過ぎても支払いが無い場合は、リマインドしてあげましょう。買う石が無いのではなく、うっかり忘れているだけかもしれませんよ。
以上、「お支払い手続きの案内は相手に優しくが原則」でした。
補足
インターネットで商取引をする場合は、必ず表記しておかなけらばならない要項があります。
「ブログだし、ホームページじゃないからいいや」っていう方も注意です。
ブログも立派なホームページの部類です。
表記しなければいけないのは、「特定商取引法上の表記」
どこの誰が何をどういう形で販売をしていています!っていう証明のようなものです。
表記の仕方は決まっていませんが、特定商取引法上の表記って検索するといろんなパターンが出てきます。
同業者が使っているものを参考に作成するといいでしょう。
女性だし危険なので身分を明かしたくないっていう人も時々いらっしゃいますが、法で決まっていることなので、ちゃんと表記しておきましょう。
どうしても自宅を知られたくないとかなら、月数千円で事務所住所として利用していい契約してくれる貸事務所のサービスもあります。登記もできるところもあります。きちんと事業をやるつもりならば、そのあたりもしっかりおさえておきましょう。
あなたがお客様だったら、どこの誰かわからない人にお金を払いたくないですよね。それと一緒です。