あなたが事業を開始すれば、きっと行政書士さんや、会計士さんにお世話になったりするでしょう。
(もちろん自分でやる人もいますが・・・)
今日は、ここで気をつけておかなければならない事をお伝えしておきましょう。
それは、それぞれのスペシャリストは、経営全般についてスペシャルとは限らないという事。
どういう意味かわかりますか?
例えば、行政書士さんに、法的な文章を作ってもらったり、
会計士さんに、会計処理をしてもらったりする時に、
きっと何かしらアドバイスをもらうときがあるでしょう。
そのアドバイスが経営まで突っ込んだアドバイスのときは、
決して鵜呑みにしないこと。
言うことをきくなといっているのではありません。
「鵜呑み」にしてはいけないということ。
なぜなら、それはあなたの会社だからです。
あなたが責任者になるからです。
参考にしてもいいですが、「判断」は自分でする。
その習慣をつけておきましょうね。
ここからは、笑い話の例なのですが・・・
ある経営者と外国(中国)へ行った時に、
商談をする機会がありました。
その経営者は、上海語ができなかったので、
上海語のできる日本人の通訳を立ててもらい商談に望みました。
その通訳の人は、とっても上海語が流暢で、
上海側の会社ととっても和やかに話してる様子でした。
しかし、商談が進んでいくうちに、その経営者は「通訳」に、
この商談をどう判断したらいい?と聞いてしまっていました。
そうなんです。
上海語がとっても流暢だったため、中国経済の事まで長けてると
履き違えてしまったんですね。
その経営者は途中で気づき、ご自分で判断をされていましたが・・・
通訳は、あくまでも通訳。
しかし、あまりにも外国の地で、自分がなれない場所で、
使えない言葉を通訳してもらっていたため、
通訳の方に、会話以外の事もゆだねてしまったんですね。
危ない危ない。。。
話を戻します。
あなたの会社の経営はあなたが責任者であり、
行政書士さんや会計士さんが最終責任をとってくれるわけではありません。
何を相談するにしても、「判断」は自分で、
権威の言うことを「鵜呑み」にしないようにしましょうね。