
注意したいSNSとの連動インスタ編
Instagramの投稿のキャプション(文字を記載できる部分)に、訪問して欲しいURLを貼り付けている人を時々見かけます。
URLを貼り付けたInstagramの投稿をみてもらえれば分かる通り、そのURLはリンクとして機能はしません(クリック、タップしてもリンク先へ移動しません)。
残念ながら、これはInstagramの仕様(2017/12/1現在)なので、いくら工夫しても変えることはできません。(ちなみに、Instagramへの広告としての出稿[有料]なら、投稿にリンクを付けることが可能です。)
唯一、Instagramでリンクが外部リンクが有効になる箇所
ただし、一般の人でも唯一リンクが機能する箇所があります。
それは、Instagramのプロフィール(ホーム)画面の紹介文の部分です。
※ 画像は、チアフル・ママさんより拝借しました。
どうしてもInstagramから外部サイトに誘導したい時は、その部分をうまく活用するしかありません。集めたいリンク先のURLがあるなら、Instagramのプロフィール(ホーム)画面にURLを載せることです。
都合のよいことにプロフィール欄には、Instagramで投稿した写真一覧と一緒にURLが表示されます。Instagramのプロフィール画面にURLを載せることで、Instagramを見たユーザーに、あなたが訪問して欲しいリンク先へアクセスしてもらえる確率が上がります。
FacebookページへInstagramの記事を投稿するとFacebook上で記事に記載したリンクが有効になる。
これはフェイスブックの仕様なのでしょうが、投稿記事のURLを認識してくれるためフェイスブックで投稿された文章の中にURLがあれば、リンクとして機能するようです。(2017/12/1現在)
しかし、よく考えてみましょう。
そもそも、ユーザーを特定のURLに誘導したいなら、Instagramを経由させずに、ダイレクトにFacebookページに投稿すればよいこと。わざわざユーザーを遠回りさせることはないんです。(こういう事をする方は、ちょっとシェアの目的がズレています。)
※戦略として、Facebookユーザーをホームページに誘導する際に、Instagramを経由させる意味をもたせているなら別ですが(例えば、Instagramでしか見られないクイズのキーワードを写した画面をシェアしてホームページを誘導するとか)それもInstagramやFacebookの機能上、今のところ無理のある話だと思います。
本来のSNSの仕様を尊重して利用する事が大事
本来のSNSの仕様を尊重して利用する事が、一般の人に受け入れられ易い方法だと考えます。
例えば、
- Instagramなら、見てもらいたい写真の投稿
- Facebookなら、友達など公開範囲に合ったタイムリーな記事の投稿
- Facebookページなら、フォロワーに有益な記事の投稿
- Twitterなら、Twitterユーザーに向けたタイムリーな記事の投稿
これを忘れて無視し、単なる「拡散ツール」としてだけ使っても、あまり効果は見込めません。なんでもかんでもURLを貼って外部サイト、外部SNSへ誘導ばかりしていては、質の悪いSNSに成り下がってしまいます。
好きなブランドやメーカー、有名人のInstagramならまだしも、まだファンになってもらっていない人が「広告URLばかりあげているInstagram」を好んでみるとは思えません。「この人はいつも宣伝しているな」って敬遠されてしまうと思うんですが、いかがですか?
Instagramにユーザーを集めたいなら
もし、本気でInstagramにユーザーを集めたいなら、フォロワーを増やしたいなら、Instagramにみんながシェアしたくなるような素敵な投稿写真を上げて、そのInstagramの写真を、自身のFacebookやアメブロ、ツイッターなどSNSでも紹介し、そこにはフォローをもらい易いように、Instagramの記事のURLでなく、プロフィール画面のURLを貼り付けておいたほうがフォローされ易いです。
SNSは、使い方によっては大きな役割を果たしてくれます。しかし、その機能と役割や性質をまったく無視して利用していては、「仕事をしている気になって、実は営業の時間を無駄に過ごしている営業マン」と同じです。
まとめ
Instagramの仕様やその他のSNSに連動したときに、どのように見えてどのように機能しているのかをしっかり熟知した上で、「何の為に投稿しているのか」の目的意識をもって、Instagramに合った本来の使い方をする事で、見込みになるお客様を集めていくことが、Instagramの上手な使い方のようです。
どんどんあなたのビジネスがうまくいきますように・・・