
僕のコンサルティングでは、いくらお客様でも「出来ていない」ことについては、容赦なく「ダメだし」をします。
この「ダメだし」をされた時に、大きくその人の人間性が現れます。
- 素直に「なるほど」と直す努力をする人。
- 凹んでやる気をなくす人。
前者は、成長が早いです。
後者は、成長が遅いです。
僕自身、全てのお客様に対して、出来ていないことに「ダメだし」する訳ではありません。完璧を求めたり、ハードルをあげすぎてもお客様の「学ぶ」意欲を抑制してしまうからです。
「出来ていないな」って思っても、出来ている部分を見つけて褒める事に心がけている時があります。
上記で書いた後者のパターンの方の時です。
凹んでやる気をなくされても元も子もないからです。
しかし、いつまでもそんな事をしていたら、お互いに時間と手間ばかりかかってしまいます。
自動車教習所で言えば、「いいね!いいね!その調子!でも、今日は、はんこを押さないね!」っていうのと一緒です。
これ、本人のためになっていませんよね。
- 代わりにやって見本を見せてあげる
- 的確な質問をして自ら間違えに気づかせてあげる
など、僕の方も努力をします。
やっている時は、正直、疲れます(笑)
でも、そうやって僕もお客様に成長させてもらっているのかもしれません。
ただし、お客様が「出来ない」から「出来る」になった時は、そんな疲れは吹っ飛びます。
僕のコンサルティングのコンセプトはこれ▼だからです。

しかし、こんな人は、僕の方から途中でお断りしています。
こういう人は、コンサルティングを受ける前に、セラピストやカウンセラーにお世話になって、しっかり心を癒して自立する心を養ってから事業を起こしたほうがいいと思うのです。
きっと、そのままでご商売をされても上手くいかないと思うのです。
誰でも承認欲求はあるので、相手を認め、ほめながらのコンサルティングを心がけていますし、相手に合わせてハードルも下げながら教えることも心がけています。
しかし、過剰な承認欲求をお持ちのお客様に対して、僕が過剰に褒めて認め、黒なのに白!×なのに○っていうような行動をとっても意味がありません。
お客様が、僕に認めてもらう為だけにベクトルが向いてしまっては、いつまでたっても僕から自立できません。
まして「教えるのが下手!ちゃんと教えてくれ!お金を払っているのは私だ!」と、ご自身の不勉強を相手のせいにして、本質から逃げている人は、僕には無理です^^;
まぁ、最近は、そういうお客様に出くわさなくなったので、楽しく仕事をさせていただいています。
事業をする上で、こんなお客様はお断りします!って毅然とすることも大切だと思うのです。
お客様の為ではなく「お金のため」だけに自分に無理をしてお客様に合わせるは、ちょっと違いますよね。
いかがでしょう?
あなたは、ちゃんとお客様を選んでいますか?