ビジネスコラム

個人事業主がセミナーに出るときの心構え(その2)「質問」

ひとつ前の記事では、個人事業主がセミナーに出るときの心構え(その1)として、

というのをお届けしました。

今回は(その2)です。

講師への質問や相談事を用意、そしてその内容

セミナーに参加したことがある人は、ご存知だと思いますが、セミナー中やセミナーの終了間際に「質疑応答」の時間を設けている講師が多いです。

「何か、質問はございますか?」と言われた時に、真っ先に手を上げて自分が困っている相談をできるようにしておきましょう。きっと時間は限られているはずです。恥ずかしがらずに手を上げて大きな声で。

「こんな質問したら恥ずかしい」

そんな意識ならセミナーなんて出ることは無いんです。参加者はみんな「できてない」から参加している人たちばっかり。できるふりをして「いい質問をしてやろう」なんて考えるのはナンセンス。せっかくの機会なんですからもったいないです。

もしかしたら、あなたが質問することで、周りの人が「それ聞きたかったけど、聞けなかった」なんてあなたに助けられる人もいるはずです。

積極的に、講師に質問できるように、セミナー前にしっかり「質問」を用意していきましょう。

質問をするといろんなメリットがある可能性があります。

  • 自分が聞きたいことや解決したいことを直接質問できる。
  • 質問すると目立つので、誰かに「さっき質問されていた方ですよね」など声をかけられ縁がつながることがある。
  • 講師に自分を覚えてもらえる可能性がある。

など、いい事尽くめです。

では、セミナーでは、どんな質問をしたらいいか。

きっと質問の機会は与えられれも1回です。できれば、身になる質問をしたいものですよね。

インターネットで検索すれば出てくるようなテクニックやノウハウなんて質問をしていたらもったいないです。そんなのは家でパソコン使って調べればいいのです。

僕が以前教わったのは、講師の「考え方」や「ものの捉え方」や「信念」がわかるような「形の無いもの」を質問をするといいということ。

極端な例ですが、

「よく、ビジネスは「愛」という事を言う人がいます。○○先生にとって、「愛」って何ですか?」とか

質問すると、講師の思想がわかったり、考え方やものの捉え方がわかります。講師もびっくりしてあなたを一目置いてくれるかもしれません。

もちろん、テーマに沿った質問を!って言われる状況もあると思うので、へんてこな質問をしたら変態扱いになりますから、ケースバイケースで質問の仕方を変えてみましょう。

たとえば、「今、今日扱っているテーマの中で○○な状況で困っています。○○先生がもし”愛そのもの”だったら、どんな判断をしてどんな風にこの状況を乗り切りますか?」とかね。

ビジネスを上手くいかせるための鍵を掴もう

僕自身、ビジネスって言うのは、テクニックやノウハウではなく個人事業主の「考え方」「感じ方」「あり方」「捉え方」で結果に差が出てくるものだと思っています。感情をもった人間を相手のビジネスをするわけですから、テクニックやノウハウも大事ですが、それを使いこなす人としての感性がとっても重要だと思っています。

もう卒業はしましたが、一定期間、自己啓発のセミナーを受けて、成功する考え方を身につけたから、こうやってお客様に喜ばれるようになれたのだと思います。余談ですが、自己啓発セミナーや心理学系のセミナーは、ちゃんと良質なものを選ばないと、どっぷりハマって卒業できなくなりますのでご注意を。セミナーの選び方は別の機会に書きますね。

話を戻しましょう。

セミナーで講師に質問するときは、形の無い目に見えないような、講師の感性や信念を知ることができるような質問を用意していきましょう。そして、その答えが、自分にとってしっくり来るものであれば、その「考え方」や「感じ方」や「あり方」や「捉え方」を自分の私生活から真似してみてはどうでしょうか。

セミナーに出るまでに、「準備」をしておくといいこと尽くめです。

それが、身についてやがて事業でも生かせるようになると思います。

是非、やってみてくださいね。

ひとつまえの記事の、個人事業主がセミナーに出るときの心構え(その1)「現状の把握」 を読んでいない方は、そちらもどうぞ!

次回コラムは、「個人事業主がセミナーに出るときの心構え(その3)「自分を見失わない」です。

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